深夜2時に占いサイトを開いたことがある。仕事のことが頭から離れなくて、誰かに話を聞いてほしかったけど、こんな時間に電話できる人もいなくて。ページをいくつかめくって、どれも「一般的なアドバイス」で終わっていた。何も変わらなかった。

Enariaはあの夜の体験から作り始めたサービスだ。「答えをください」じゃなくて、「話を聞いてください」という気持ちに応えたかった。

11種の占術をAIで統合する理由

Enariaは四柱推命・タロット・西洋占星術など、11種の占術体系を組み合わせて鑑定を行う。なぜひとつに絞らないかというと、悩みによって「響く占術」が違うからだ。恋愛の悩みにはタロットの方が言語化しやすいこともあるし、自分の本質を知りたいときは四柱推命が刺さることもある。複数の視点を持つことで、「自分のことをちゃんと見てくれている」という感覚に近づける。

ChronicleとAppraisalStyleという2つの柱

Enariaには「Chronicle(クロニクル)」と「AppraisalStyle」という2つの機能がある。

Chronicleは、時系列で自分の変化を振り返るための仕組みだ。たとえば3ヶ月前、転職を迷っていたときの鑑定では「今は動かず、準備に集中する時期」という結果が出ていた。先週の鑑定では「動きが出始める転換期」と読まれた。この2枚を並べると、自分が3ヶ月で何をどう変えてきたか——あるいは変えられていないか——が、言葉で整理される。記憶の中だけで「あのとき自分はどうだったか」を追うのは難しいが、Chronicleは鑑定の言葉を通じてその流れを可視化する。

AppraisalStyleは、鑑定の「深さと角度」を選べる機能だ。「GENTLE」は優しく寄り添う語り口で、問いに対してまっすぐ返ってくる。読んだ後に「なるほど」で終われる軽さがある。「SPICY」は辛口スタイルで、耳の痛いことも率直に伝えてくる。「DETAILED」は詳細分析モードで、自分の価値観や行動パターンの根っこまで掘り下げてくる。読み終わった後にしばらく考え込む重さがある。深夜に一人でじっくり向き合う日はDETAILED、朝の通勤前に確認する日はGENTLEと使い分けることができる。

深夜に一人でいても、話せる相手がいる。それがEnariaが目指したことだ。まずは試してみてほしい。