はじめてそのピッチャーの必殺技名を見たとき、思わず笑ってしまった。「定時退社打法」。それがそのピッチャーの必殺球の名前だ。ホームランを打ちながら、どこか清々しい気持ちになる技名がある。このゲームは、そういうユーモアに満ちている。
魔球BATTERの基本ルールは単純だ。ボールが黄色く光ったタイミングで画面をタップする。ただそれだけ。でも実際にボールが来ると、消えたり、止まったり、地面の下から突然飛び出してきたりする。「え、今のどこ?」と思っている間に三振。それが癖になる。
登場するピッチャーは50人を超える。全員に名前と称号と得意な魔球がある。「クロノス(称号:時の神)」は2球に1度必ず球を止めてくる。「風魔小太郎」はあらゆる魔球を使いこなす。「開発者(称号:神)」という存在まで対戦相手にいて、作った人間が一番強いのはどうなんだと毎回思う。
魔球は全部で10種類ある。消える・止まる・地下から出てくる・空から落ちてくる・螺旋・ループ・加速・ジグザグ(横)・ジグザグ(縦)・普通球。全部に固有の動きがあって、全部に攻略法がある。最初はお手上げでも、何度か打つうちに「あ、このパターンか」と体が覚えていく。
初めてプレイするなら、難易度EASYから入るのがいい。チュートリアルでは魔球なし・ゆっくりのボールだけが来るので、「黄色く光ったらタップ」という感覚だけをまず体に染み込ませられる。そこから徐々に速く、徐々に理不尽になっていく。
ブラウザ版はhttps://makyu-batting.petopo-tech.com/ からアカウント不要で今すぐ遊べる。インストールもログインも不要。「定時退社打法」で1本打ってみてほしい。